パン作り初心者さんが美味しいパンを作るために必ず揃えたい2つの道具
パン作りに必要な道具一式を揃えるとなると大変ですよね。
いざパン作りを始めようとしてもブレーキがかかってしまう人もいるかもしれません。
「あれがない…これもない…」と言いだすときりがありません。
そもそも家庭でのパン作りは、道具や設備に制約があって当たり前なんです。
まずは、最低限必要な2つの道具があれば、おいしいパンが作れます。
パン作り初心者さんがおいしいパンを作るために必ず揃えたい2つの道具は、
「キッチンスケール」と「温度計」です。
キッチンスケールが必須な理由
パン作りの中で一見すると地味な計量ですが、この始まりの時点で、おいしいパンになるかどうか決まるといってもいい重要な工程です。
キッチンスケールを使って材料をきちんと計量することで、味や食感にブレがないパンをコンスタントに作る下準備が整います。
フランスパン、食パンなど生地の種類によって基本の配合量というのは、ある程度決まっています。
基本の配合を身につけてしまえば、レシピを見ただけで、大体こういう味や食感のパンに仕上がるという感覚もわかってきます。
そうすれば、アレンジやバリエーションを広げていくことも容易にできるようになります。
温度計が必須な理由
パン作りは「まずその日の室温を計ることから始まる」と言われたりもします。
それほど室温や湿度の環境条件は、おいしいパン作りに大きく影響します。
粉や水の温度を計り、生地のこね上げ温度を最適に調整できれば、良い発酵による風味やボリュームの恩恵を受けられるので、おいしいパン生地を作ることができます。
また、温度計で計った室温・水温・粉温・捏ね上げ温度などは、日ごとに記録しておくことをおすすめします。
記録を残しておくことで、次回のパン作りの改善に活用できます。
この方法は、季節を通してパンの品質にブレが出ないように、パン屋さんでも日々行われています。
おすすめ「キッチンスケール」と「温度計」
参考までに、私が家のパン作りで実際に使っている「キッチンスケール」と「温度計」を紹介しましょう。
タニタ デジタルキッチンスケール KD-320
0.1g単位〜最大3kgまで計量できるのが便利です。個人的には、大きめの容器やボウルを置くとデジタル部分が隠れてしまうスケールは使いにくいので、サイズ的にも使い勝手がいいと思います。
タニタ スティック温度計 TT-533
この温度計は、液晶が見やすくて持ちやすく使い勝手がいいです。パン生地のこね上がり温度を計るときは、表面と中心部に温度差があるので、中心まで挿して計るようにしましょう。
パン作り初心者さんでも、おいしいパンを作るのに必要な2つの道具「 キッチンスケール」と「温度計」を活用すれば、クオリティの高いパンが作れますよ。
家庭にあるパン作り道具の代用品
ほかにも、パン作り道具の代用品として、家庭にあるものが色々と使えるんです。
私は、引き出しに眠っていた分度器をカード代わりに使っています。。笑
以下の記事では、パン作り道具の代用品も紹介しています。
とはいえ、
パン作りの道具には、所有欲をくすぐる魅力的なものがたくさんあります。
ついつい「あれ欲しい、これも欲しい」となってしまいますよね。
私も富澤商店(TOMIZ)に行った時は、いろんな道具や材料に目移りしてしまうんです。。笑
なくなったイーストを買うだけの予定だったのに、食パン型や小麦粉などを一緒に購入してしまい、帰りの手荷物が3kgぐらいになってしまったこともあります。。汗