友達のパン

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パン職人の働き方や生き方を教えてくれるおすすめの本5選 

パン職人ベイカーとカンパーニュ

私はパン職人として働くなかで、いろいろな壁にぶつかり、何とか乗り越えようと解決策を求めて、パンに関する専門書を何度も読み返してきました。

今回は、パン職人としての働き方や生き方を教えてくれる本、プロとして必要な知識や表現力を身につけるためにおすすめの本を紹介します。

 

パンの世界

「高加水」「低温長時間発酵」のパン作りを広めた存在といえる志賀勝栄シェフの本。パンの歴史〜作り方まで、プロとして必要な知識もふんだんに盛り込まれています。「酵母から考えるパンづくり」と併せて、何度も読み返したい本です。

 

 

BREAD パンを愛する人

アメリカのパン職人ジェフリー・ハメルマンの本です。豊富なレシピに加え、パンへの情熱が溢れた名言が散りばめられています。本の訳やイラストは日本人の奥様が担当されています。

 

ル・シュクレクールのパン

私はパン屋さんで働き始めた頃、岩永シェフが心の内を赤裸々に綴っていたブログに感化されていました。パン業界で働きだして間もない人や、壁にぶつかっている人には、岩永シェフのブログ選集も併せておすすめです。 

 

ベッカライ・ビオブロートのパン

芦屋「ベッカライ・ビオブロート」の松崎太シェフの本です。オーガニック素材を使った全粒粉100%のパン作りに加え、松崎シェフの働き方やライフスタイルに影響を受けているパン屋さんも少なくありません。

 

 

捨てないパン屋

フードロス、人手不足、環境問題など、食の分野でもサステナブル(持続可能)の意識が高まっています。この本には、パン屋さんの未来、パン職人の持続可能な働き方のヒントが綴られています。 

 

 

最終的には技術よりも人間性

パン作りには、作り手の内面や人間性が投影されます。

だからこそ、技術とともに人間性を磨いていくことが大切です。

パン、料理、お菓子など食の分野にとどまらず、歴史や経済などの本からも学べることはたくさんあります。

広い視野を持って多種多様な価値観に触れ、常に成長を求めていきましょう。

 

desamis.hatenadiary.com