モルト入りリスドォルの「フランスパン」
パン屋さんでもよく使われている準強力粉「リスドォル」でフランスパンを焼きました。
リスドォルにはフランスパンを作る際に加えたい「モルト」があらかじめ配合されているので、モルトなしでもバゲットを作ることができます。
モルトの効果
フランスパンのようにリーンな配合のパンに「モルト」を配合することで、モルトに含まれる麦芽糖をイーストが栄養分として使い発酵をスムーズに進めてくれます。
パンもよりボリュームが出て、風味豊かに仕上がります。モルトは糖が濃縮されたものなのでパンの焼き色を濃くする効果もあります。
先述のように、リスドォルにはモルトの粉末が加えられていますが、配合量はそこまで多くないので、市販のモルトを補填してフランスパンを作っても配合量が多過ぎるということはありません。
モルトの種類
市販のモルトにはシロップとパウダーの2タイプがあります。
成分や効果に大きな差はありませんが、シロップを使う時はどろっとして溶けにくいので、あらかじめ同量の水で溶いて希釈液として使う方法もあります。
ただしこのモルト希釈液は日持ちしないので、残ったときは冷蔵庫で保管しなるべく早く使い切るようにします。残ったモルトはクッキーやスコーンなどお菓子作りに使うこともできます。