リスドォルでフランスパン作り「クッペ」
パン屋さんでもよく使われている人気の準強力粉「リスドォル」を使って、クッペサイズのフランスパンを焼きました。
リスドォルは風味にクセがなく扱いやすいのが特徴で、パン作り初心者さんや初めてフランスパンを作る人におすすめです。
フランスパン基本のレシピ
フランスパンはパンを作る最小限の材料「粉、塩、水、酵母」で作ることができます。
まずは下記のような小さい分量から始めて何度も繰り返し作ることをおすすめします。
(※200gや400gで作りたい時は数値をそれぞれ倍量にしてみてください)
ただし、この数値に囚われ過ぎる必要はありませんよ。
そもそもパンの製法によって、配合は変わるものですから。
生地の扱いに慣れるまでは、もう少し水を少なくしてみたり、もっとみずみずしいクラムにしたいと思ったら水分量を増やしてみたり、もっと旨味を出してみたいと思ったらイーストの量を減らして発酵時間を長くしてみてもいいです。
自分で実際に試して、作りたいパンのイメージを、どんどん広げていってほしいと思います。
その積み重ねが直感を生み、生地の状態によって適した対応ができるようになっていきます。
リスドォルはカンパーニュにも最適
クセのないリスドォルは、他の小麦とブレンドして使うのにも適していて、フランス産準強力粉の「メルベイユ」とブレンドすると、よりコクが増したフランスパンに仕上がります。
個性の強い粉と合わせても風味を引き立て骨格を支えてくれるので、ライ麦や全粒粉をブレンドしたカンパーニュを作るのにも適しています。
配合する割合を変えることで、異なった風味や食感をもったパンを作ることもできますよ。
色々と、試してみてください。
リスドォルは手粉や打ち粉にも使える
リスドォルは、粉の粒子が細かすぎず、生地の水分を必要以上に奪うことがないので、手粉や打ち粉として使用するのにも適した万能タイプの小麦粉です。
ちなみに、リスドォルという名前はフランス語で「黄金のユリ」という意味です。
ユリはフランス王家の紋章で、業務用25kgの袋には「ユリの紋章」マークも入っています。