国産強力粉「キタノカオリ」コッペパン
北海道産小麦「キタノカオリ」でコッペパンを焼きました。
湯種を配合し給水量を増やして、キタノカオリの特性である、もちもち食感をより引き出すイメージで仕上げました。
油脂には、太白ごま油を使用しさらっとクセのない風味にしました。
そういえば以前、小麦粉をお湯で炊いて「どろっとした湯種」を作っているのを初めて見て驚いたことがあります。
このどろっとした湯種は「湯ゲル」とも呼ばれているそうです。
もちもち感を生むでんぶん「アミロペクチン」を多く含むキタノカオリの生地は、もともとぷるんとした感じに仕上がります。
「湯ゲル」と組み合わせることで、どんな食感のパンが出来るのか今度試してみたいと思います。
キタノカオリ100%の粉の入手が難しくなってきているようです。
いつまでこの希少品種でパンが作れるのかわかりません。
生産者さんに感謝し大切に使っていきましょう。